The End Of The World

激しい戦闘時にかかると、111の心境を映すようで切ない。ある意味ウェイストランドの世界観を象徴する曲の一つ。
終わらない救援要請と哀しみを胸に、今日も将軍は引き金を引く。

どうして鳥たちは歌うの？
どうして星は輝いているの？
世界は終わってしまったことを皆知らないの？
あなたの愛を無くした時に全て終わったというのに

「こんな事をした奴を見つけ」「息子を取り戻す」
ために主人公は立ち上がったわけだが、全て終えた後にまだ世界は終わってしまったと感じているかどうかはプレイヤー次第である

くだらないことだが歌手紹介の時に「杉田・デービス」さんに聞こえてしまう

個人的だが毎回、重要なイベントの時にたまたまこれが流れてると
これだけはラジオを切らないで聞いちゃう

失恋ソングと言われていたがこの曲の作詞家が14歳の時に父親を失った時に書いた詞という説も。

自分の周りで辛いことがあっても世界は同じように回り続ける残酷さ。
和訳を見てみると失恋ソングよりも大切な人を亡くした方がなんとなくしっくりくる気も。スローテンポが心地いい。

核戦争を扱った同名の映画もある
核汚染で北半球は壊滅、更にその後も汚染が深刻化してゆくオーストラリアに追い詰められた市民たちが取った行動は……
ボイルストンクラブの天才たちもきっと杯を煽る時こんな気持ちだったのだろう

古い曲だが、上記の通りメジャーな歌手にカバーされていることもあり、カラオケでも歌える。
スローテンポ、特に難しい英語歌詞でもないため、歌うのが好きな方は持ち歌に加えてみては如何だろうか。

カーペンターズやスーザン・ボイルなど様々な歌手にカバーされている名曲。
作詞作曲はアーサー・ケント
歌手はスキータ・デイヴィス
日本では「この世の果てまで」というタイトルになっているが「世界の終わり」といった方が正しい。

Falloutのラジオの中でも珍しい60年代の曲。
その歌詞は主人公の心情を表した物とも取れるし、単純に核戦争で崩壊した世界や文明を嘆いた物とも取れる。

余談だが実写版進撃の巨人に使用されていた。

クリア後の主人公の心境かもしれない。
妻(夫)を失い、子も世を去り、世界は自分と家族が住んでいた頃と全くかけ離れてしまった。
仲間もいる、新しい職場もある、助ける人々や戦う理由もある、だが果たしてそれに意義を見いだせるのか？
クリア後こそが、主人公が本当の意味でウェイストランドを生きる意味を見出す時期かもしれない。

ダイアモンドシティラジオで流れる曲。
恋人を失い、世界が終わってしまったと嘆き、自分や身の回り自然全ての存在意義が見いだせなくなった、といったかなり針の振り切った内容の失恋ソング。
しかし最愛の伴侶を失い、我が子の成長も見られなかった主人公の心情に重ねるとグッとくるものがある。